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最終更新日: 2009/11/28
4月の終わりにメキシコ、アメリカで相次いで豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)の発生報道があった後、
ご近所の駅で通勤時にすれ違う人々のマスク装着率(マスク着用率?)がちょっと上がった様に感じました。
という感じで、ご近所の駅で通勤時にすれ違う人々を1, 2, 3…と指折り数えてマスク装着率の推移を調べ始めてみました。
データも貯まってきたので公衆衛生学・社会学的に役立つこともあるんじゃあないか(?)と思い公開してみます。
観測地点: ご近所の駅ホーム (東京都内某駅)。
観測時間帯: 「いつもの電車」の来る時間(いわゆる朝のラッシュ時)。
観測日: 「いつもの電車」に乗った平日。
観測人数: 平均194.7 [人/日] (2009/05/07-2009/10/30)。
官公庁の報道発表や新聞記事のスクラップから出来事をまとめてみました。
上のグラフと見比べると何か見えてくるかも知れませんし、見えてこないかも知れません。
週 | 出来事 |
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2009年 17週 | メキシコで豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)の発生したとの報道。 |
2009年 18週 | WHOが警戒水準をフェーズ3からフェーズ5へ引き上げ。 |
2009年 19週 | 国内(空港検疫)で初感染者。 |
2009年 20週 | 国内(検疫以外)で初感染者。 |
2009年 21週 | 国内のべ感染者300名突破。都内でも初の感染者。 |
2009年 22週 | 「マスクが薬局で売り切れ」「そもそもマスクは不要」といった報道さかんに。 |
2009年 24週 | WHOが警戒水準をフェーズ6へ。 国内感染者500名突破。 |
2009年 26週 | 国内のべ感染者1000名突破。 |
2009年 28週 | 国内のべ感染者2000名突破。 |
2009年 30週 | 国内のべ感染者5000名突破。 1医療機関あたりインフルエンザ患者数は0.28人。 |
2009年 31週 | 1医療機関あたりインフルエンザ患者数は0.56人。 |
2009年 33週 | 「新型インフルエンザ第二波到来」との報道さかんに。 1医療機関あたり患者数は1.69人。 |
2009年 34週 | 厚生労働省が流行入りを発表。 1医療機関あたり患者数は2.47人。 |
2009年 40週 | 1医療機関あたり患者数は6.4人。 |
2009年 41週 | 1医療機関あたり患者数は12.92人。 |
2009年 43週 | 1医療機関あたり患者数は24.62人。 |
新型インフルエンザ対策関連情報, 厚生労働省
新型インフルエンザに関する報道発表資料, 厚生労働省
疾患別情報(インフルエンザ), 国立感染症研究所感染症情報センター
パンデミック(H1N1) 2009. 国立感染症研究所感染症情報センター
新型インフルエンザへの対応, 首相官邸
Pandemic (H1N1) 2009, WHO
インフルエンザ首都圏患者報告数 (地方衛生研究所ネットワーク)
定点報告疾病集計表 (東京都感染症情報センター)
MLインフルエンザ流行前線情報DB
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